ハラスメント防止ポリシー
2023年5月27日
はじめに
当ポリシーはシアターユニットQDの創作の場における方針を記したものです。
シアターユニットQDは、ユニットメンバー・演出家・キャスト・スタッフ・その他当ユニットの活動に関わる全ての関係者の人格や発言を尊重し、いかなるハラスメントも許容いたしません。
ハラスメントとは
ハラスメントとは、行為者の意図に関わらず、個々人の属性や人格に関する言動により、相手に不利益や不快感を与え尊厳を傷つけることを指します。
属性には性別や年齢、宗教、社会的出自、人種、民族、国籍、身体的特徴、セクシュアリティなどが含まれます。
ハラスメントの主な例として下記があげられます。
<セクシャル・ハラスメント>
性的性質を有する行為など
<パワー・ハラスメント>
暴力行為や過度な労働、暴言や恫喝などの威圧的な言葉や行動など
ハラスメントの防止のために
各公演の顔合わせ時に、当ポリシーおよび相談窓口に関して周知し徹底いたします。
また、関係者全員が下記について十分に認識していることを確認いたします。
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お互いの人格や信条、信仰を尊重する。
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創作の場において、お互いが大切なメンバーである。
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個人や立場等により言動に対する認識に差がある。
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ハラスメントに当たるか否かは、受け手の判断が重要である。
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好意的な言動を意図していても、相手を不快にさせてしまう場合がある。
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言動に対する感じ方には個人差があるため、相手が許容するだろうという勝手な憶測をしない。
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相手が拒否している、又は不快に感じていることが分かった際には、以後決して同じ言動を繰り返さない。
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相手からの意思表示がないと、差別やハラスメントには当たらない、というわけではない。
ハラスメントを受けたら、見かけたら
シアターユニットQDでは、ハラスメントに関して匿名での申告が可能なフォームを設置しておりますので、ハラスメントかどうか迷った場合も、気軽に投稿いただけます。
ハラスメント匿名申告フォーム
このフォームの投稿記録は関係者がいつでも確認ができるよう公開いたします。また、フォームへの投稿があった場合には、何よりも優先してハラスメントに直面している方の心理的および身体的安全を確保し、状況の把握と改善に努めます。
また、下記のような外部相談窓口もございますので、併せてご活用ください。
参考:厚生労働省「ハラスメント悩み相談室」https://harasu-soudan.mhlw.go.jp/#aboutHarassment
男女共同参画局「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html
「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」http://nosekuhara.com/
一般社団法人日本産業カウンセラー協会「こころの耳」https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/
問い合わせ先
当ポリシーに関して、ご意見やご不明点等ございましたら、下記連絡先までお問合せくださいませ。
シアターユニットQD
email:qd.theatre@gmail.com
参考
・東京芸術祭ファーム ラボ ガイドライン
https://tokyo-festival.jp/wp-content/uploads/2022/05/Tokyo-Festival-Farm-Lab-Guidelines_jp.pdf
・かるがも団地
・劇団放電家族